*

IoT開発(4)-ESP-WROOM-02を電池で駆動

公開日: : 最終更新日:2020/07/23 Arduino, 開発, 電子工作

どもです。

この記事は、以下の記事の続きです。
IoT開発(1)-ESP-WROOM-02のセットアップ
IoT開発(2)-ESP-WROOM-02で気温測定
IoT開発(3)-ESP-WROOM-02でデータを送信

前回のエントリで、ESP-WROOM-02に接続したセンサー(MDK001)から値を取得、見える化しました。
そこで今回は、次のステップとして、「色々な場所にESP-WROOM-02+センサーを配置して、値を取得する」ということに挑戦します。

1.回路の変更

色々な場所にESP-WROOM-02を設置するために、まず回路の変更を行います。
これまでESP-WROOM-02(以降、「デバイス」と書きます)は、パソコンからUSB経由で電源を得ていました。
この電源供給の方法では、配置場所が制限されてしまいます。
そこで、デバイスを電池で駆動できるようにします。

1.1.電源

デバイス本体(ESP8266)のデータシートによれば、必要な電圧は「3.3V」となっています。
従って、電池(単3)を電源にすることにします。
今回は「eleloop」を用いることにします。
なお、eneloopの電圧は「1.2V」と表記されています。
そのため、eneloopを3本直列につなぎ、これを電源とします。

1.2.回路

電源を決めたので、次は回路です。
デバイスが必要とする電源電圧(3.3V)に対して、実際に供給する電圧(3.6V)は少し大きいです。
(必要ないかもしれませんが)レギュレータを用いて、電圧を調整します。
使用するレギュレータは、「低損失三端子レギュレーター 3.3V1A BA033CC0T」を使用します。
また、電圧の安定化(?)のために、コンデンサもはさみます。
使用するコンデンサは、50V/0.1uFと25V/100uFのモノを使用します。
これらは全て秋月電商さんで購入可能です。

購入したモノ
容量 リンク
レギュレータ50V/0.1uF 秋月電商
コンデンサ
(50V/0.1uF)
秋月電商
コンデンサ
(25V/100uF)
秋月電商

これらのパーツを、回路/配線を下記のように変更します。
iot_develop_004_esp_wroom_02_001

2.プログラムの変更

特に変更はしません。
変更するのは、データの測定/送信間隔のみです。
変更点は少ないので、実際のコードは割愛します。

3.測定

3.1.測定環境

今回から電池で動作させるので、それを活かして(?)屋外のデータを測定してみます。
測定環境は、以下!
iot_develop_004_esp_wroom_02_003
近くで撮った写真が、コレ。
iot_develop_004_esp_wroom_02_004
ベランダの鉢植に突っ込んでいます。
天気が悪かったので、防水目的で、そこらへんにあったガラスの容器に突っ込んで蓋(一枚目のすみっこに移っているヤツ)を重ねています。

3.2.測定結果

この環境で測定をした結果を、下図に示します。
iot_develop_004_esp_wroom_02_002
…これで(ほぼほぼ)全部です。
測定できたデータは、おおよそ1日ぶんです。
これでは毎日電池を交換しなければならず、使い物になりません。

4.まとめ

今回、電池でデバイスを動作させてみました。
結果として、「電池でデバイスを動作させる」ことはできました。
しかし、その稼働時間はおおよそ1日でした。
これでは十分な測定ができません。
問題です!!

次回は、この問題を解決する、ESP-WROOM-02の「真骨頂(と私が思っている)機能」に挑戦します。

ではっ!

続きます

以下の記事に続きます。
こちらの記事も併せて読んでいただけると、幸いです。
IoT開発(5)-ESP-WROOM-02をDeepSleepで長時間駆動させる

関連記事

Arduino_Logo

1台のarduinno nanoで割込みとSPIの同時使用

どもです。 先日手に入れたArduino nano(中華)で遊んでいます。 今回、この1台のAr

記事を読む

MY_MFC_LOGO

MFCプログラミング(2):コピー機能の実装

どもです。 前回に引き続き、今回もMFCネタです。 内容は、MFCでの「クリップボードへのデータ

記事を読む

no image

C言語でEV3開発(4)

どもです。 今回のエントリーは、前回のエントリー内容/EclipseでEV3の実行ファイルをビルド

記事を読む

iot_at_home_eye_catch

IoT開発(11)
ESP-WROOM-02を長時間駆動させた

どもです。この記事は、下記の記事の続き、「測定可能な期間」の結果発表です。IoT開発(5) ESP-

記事を読む

Arduino_Logo

フォトレジスタを使ってみた-Arduinoで光検出

どもです。 今回は、タイトル通り「フォトレジスタの使い方」です。 1.フォトレジスタって何?

記事を読む

RasPi_Qt

QtでRaspberryPi/GUI開発(10)-SPI通信をしてみた(その2)

どもです。 えー。 「Qtで…」とか書いておきながら、今回もやっぱりQtは出てきません。

記事を読む

eclipse_4.3_kepler

eclipse/CDTにおけるgdbでのデバッグ中に発生するpythonのエラー

どもです。 今回のエントリーは、Eclipse上でのデバッグの際に「pythonのエンコードエラー

記事を読む

Qt_logo_2016

QtでRaspberryPi/GUI開発(2):ためしに時計を作ってみた(其の弐)

どもです。 前回のエントリーでは、ラジオボタンのグループ化と、選択されたボタンの特定方法まで記載し

記事を読む

no image

C言語でEV3開発(7)

どもです。 今回のエントリーでは、いよいよEV3を動かしていきます。 新しい環境に対して、最もよ

記事を読む

no image

C言語でEV3開発(14)-opOUTPUT_TIME_SPEEDコマンド

どもです。 今回のエントリーは、モーターを動かすコマンドである「opOUTPUT_TIME_SPE

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code class="" title="" data-url=""> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <pre class="" title="" data-url=""> <span class="" title="" data-url="">

iot_raspberrypi_gateway_001_eye_catch
IoT開発(12)
RaspberryPiをIoTゲートウェイにする(V)
nginxとuWSGIの連携

どもです。このエントリは、以下のエントリの続きです。 IoT開発(6

iot_at_home_eye_catch
IoT開発(11)
ESP-WROOM-02を長時間駆動させた

どもです。この記事は、下記の記事の続き、「測定可能な期間」の結果発表で

iot_raspberrypi_gateway_001_eye_catch
IoT開発(10)
RaspberryPiをIoTゲートウェイにする(IV)
Appサーバーのセットアップ

この記事は、下記の記事の続きです。 IoT開発(6) Raspb

iot_raspberrypi_gateway_001_eye_catch
IoT開発(9)
RaspberryPiをIoTゲートウェイにする(III)
MariaDBのセットアップ

どもです。今回のエントリは、以下のエントリの続きです。 IoT開発(

iot_raspberrypi_gateway_001_eye_catch
IoT開発(8)
RaspberryPiをIoTゲートウェイにする(II)-ex
MariaDBにPHPからアクセス

どもです。 このエントリは、前回のエントリの追加項目です。 前

→もっと見る

PAGE TOP ↑