C言語でEV3開発(2)

2021年1月28日

5. リンクの設定

コマンドライン上で、どこにいてもEclipseを実行できるようにします。
やることは、/usr/bin/ に Eclipseの実行ファイルへのリンクを設定するだけです。
実行するコマンドは、以下。

sudo ln -s /opt/eclipse/eclipse /usr/bin/

これで、コマンドライン上で

Eclipse

とするだけで、Eclipseが起動できます。

Ex1. Javaのインストール

Eclipseを動作させるには、Javaが必要になります。
環境にインストールされているJavaのバージョンが古かったりすると、Eclipseが
正しく動作しません。
Javaをインストールするためには、以下のコマンドを実行します。

sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/java
sudo apt-get update
sudo apt-get install oracle-java7-installer

Ex2. Virtual Box とWindows との共有フォルダの設定

Virtual Box には、ホストOSとゲストOSでフォルダを共有するための機能が備わっています。
これは、Virtual Box のゲストOSの[共有フォルダ]から設定できます。
しかし、単に設定しただけでは、フォルダの共有ができません。
共有するためには、ゲストOS起動後に以下のコマンドを実行する必要があります。

sudo mount -t vboxsf XXXX /media/sf_XXXX

XXXXには、Virtual Boxの共有フォルダ設定で指定した「名前」を指定します。
なお、このコマンドはログインするたびに実行するので、シェルスクリプトにしておくなど
しておくと便利です。

ログインするたびに自動で実行されるようにする方法は、現在調査・検討中です。

Ex3. Eclipseのアンインストール

Eclipseは、実行ファイルが存在するフォルダを削除すればアンインストールができます。
なので、今回構築した環境では、以下のコマンドを実行することで、アンインストール
完了です。

sudo rm -rf /opt/eclipse/
sudo rm /usr/bin/eclipse