C言語でEV3開発(5)
どもです。
今回のエントリーは、前回のエントリーでちくっと触れた、「単体テスト」について、です。
現在、C/C++向け単体テストは有償/無償含めて多数知られております。有名ドコロでは、CppUnitでしょうか。
しかし、このCppUnitは、環境を整えたり使い方を覚えたりと、実際に使うまで少し手間がかかります。
これに対して、だいぶ前から「google test」というフレームワークが有名になっています。
そこで、今回は、Eclipseで「google test」を使用するための環境設定について記載します。
1. google test のダウンロード
これは簡単。
google test のサイトからzipファイル(記事作成時点では、gtest-1.7.0.zip)をダウンロードします。
2. google test の展開
これも簡単。
Linuxのコマンドライン上で、以下のコマンドを実行します。
mkdir ~/gtest
cp gtest-1.7.0.zip ~/gtest
cd ~/gtest
unzip gtest-1.7.0.zip
3. google test の取り込みとビルドの設定
これも簡単。
解凍したgoogle test のコードをEclipseの単体テストプロジェクトに追加します。
このとき追加するのは、解凍したフォルダ全体とします。
ついで、以下のフォルダをインクルードフォルダに追加します。
gtest/
gtest/src
gtest/include
また、ビルド対象のソースを選択します。
対象とするのは、google testのsrcフォルダ以下、下記のファイルのみにします。
gtest_main.cc
gtest-all.cc
gtest_all.cc の中にmain関数が含まれています。そのため、プロジェクト作成時に追加されるソースコード内のmain関数は削除、あるいは関数名の変更が必要になります。
4.まとめ
さて。
ここで時間が来てしまいましたので、今回はここまでにします。
次回は、実際にテストコードを作成して使い方を紹介したいとおもいます。
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