組込みエンジニアがWEBアプリ開発に挑戦してみた(2)
環境の準備に向けて固定IPアドレスを設定する
どもです。
前回から、WEBアプリケーション開発への挑戦内容を書き始めました。前回のエントリでは、VirtualBoxにLinux(ubuntu)をインストールしてみました。今回は、インストールしたLinuxの固定IPアドレスの設定について記載します。
0. 作業環境
今回のエントリは、以下の環境で作業を行います。
CPU | Intel(R) Core(TM) i7-8700 CPU @ 3.20GHz 3.20 GHz |
---|---|
RAM | 16.0 GB (15.9 GB 使用可能) |
OS | Windows10 Professional 22H2(19045.5487) |
Virtual Box | バージョン 7.0.22 r165 102 |
ゲストOS | Ubuntu 24.04.2 LTS |
1. 固定IPアドレスの設定
早速本題です。
固定IPアドレスの設定方法はいくつかありますが、今回は、「nmtui」というコマンド(?)/ツール(?)を使用して、固定IPアドレスを設定します。
なお、これ以降の手順は、ubuntuの「端末」(コマンドライン)で実行します。
まずコマンドライン上で「nmtui」コマンドを実行して、nmtuiを起動します。このとき、管理者還元で実行する必要があります。そのため、以下のコマンドを実行します。
sudo nmtui
このコマンドを実行することで、設定画面が表示されます。
画面が表示されたら、画面上の「接続の編集」を選択して、ネットワークのI/Fの一覧画面を表示します。私の環境では、以下のような画面が表示されました。
この画面が表示されたら、キーボードの上下の矢印キーで、固定IPアドレスを設定するネットワークI/Fを選択します。ネットワークI/Fを選択したのち、キーボードの左右キー(右キー)で右側の<追加>、<編集...>、<削除>の列にカーソルを移動します。
カーソル移動後、キーボードの上下の矢印キーで<編集...>にフォーカスを設定します。
<編集>にカーソルが設定された状態でエンターキーを押下し、[接続の編集]画面を表示します。
この画面では、すでにIPアドレスの情報が設定されてしまっていますが、本来この画面上で設定したいIPアドレスを順番に設定します。
全ての設定が完了したら、キーボードの上下の矢印キーでカーソルを<OK>まで移動し、エンターキーを押下します。すると、最初の設定画面が再度表示されます。画面が表示されたら、キーボードの上下の矢印キーでカーソルを<接続をアクティベートする>に移動してエンターキーを押下します。
カーソルが<接続をアクティベートする>にセットされた状態でエンターキーを押下すると、改めてネットワークI/Fを選択する画面が表示されます。
この画面上で、先ほどIPアドレスを設定したネットワークI/Fにカーソルを合せ、エンターキーを押下します。そうすると、画面上の<解除>になっていた箇所が<アクティベート>に変化します。
アクティベートが表示されたら、キーボードの左右キー(右キー)でカーソルを<アクティベート>に移動し、エンターキーを押下します。これで設定が反映され、有効になります。
ここまでの手順が完了したら、後は[ESC]キー、あるいは<終了>を選択してnmtuiを終了します。
ツール起動後はubuntuを再起動し、IPアドレスが設定した値になっていれば設定完了です。
2. まとめ
今回は、virtualBox上のLinux(ubuntu)に固定IPアドレスを設定してみました。
エントリの内容は、あくまで「私はこうやった」という内容ですので、これよりも適当な方法はあるかと思います。また、手順や確認した内容に漏れもあるかもしれません。それでも、誰かの助けになれば幸いです。
ではっ!
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