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Rasbianの新しいバージョンが出たので、クロス環境を更新してみた。(さらにその後)

公開日: : 最終更新日:2019/11/16 pigpio, Qt, RaspberryPi, 開発

どもです。

前回の投稿から、かなり時間が空いてしまいましたが、今回は前回の続きとして、「QtCreatorでビルドしたアプリを実機で実行する」という内容を書きます。

1.実行ファイルを確認してみよう

前回のエントリで設定した内容で作成したアプリに対してfileコマンドを実行してみます。
すると、以下のように出力されます。

はい。
これで、ARM(ひいてはRaspberryPi)で実行可能な形式でビルドされていると確認できました。

2.実行ファイルを実行してみよう

2.1.いつも通り実行した結果

今回作成したアプリは、pigpioを使用しています。
そのため、実行時に”sudo”を指定する必要があります。

実行してみると、コマンドライン上に以下のメッセージが表示されます。

この時、モニタには真っ暗な画面が表示されるだけです。
すなわち、期待した通りには動作していませんでした。

2.2.エラーメッセージから解析してみよう

エラーメッセージの中で気になるのが、以下のメッセージ。

…要は、「パスが通っていない」ので動作しない、ということのようです。

2.3.さてどうする?

上記原因に対して、パッと思いつく策は2つ。
(1):sudoユーザーの環境変数を設定する。
(2):sudoユーザーへ環境変数を継承する。

一番正しい、やるべき対応が(1)であることは間違いありません。
しかし、Linuxの管理を素人がいじるのは大変怖いです。
なので、ここは(2)の方法で対応することにします。
(※もちろん、後々にはsudoの環境変数を設定して対応します。)

2.3.さてやってみよう

調べてみると、実に簡単でした。
sudo実行時に、「-E」オプションを指定することで、現在のユーザーの環境変数を保持しつつ、コマンドを実行することができます。
実行してみると、確かに画面が実行されました。

3.まとめ

今回は、クロス環境でビルドしたアプリを実際に実機で動作させる方法について記載しました。
sudo云々の話が出ましたが、pigpioを使用しない、一般ユーザーで実行できるアプリについては、問題なく実行できます(できるはずです…)。

これで、Qt/RaspberryPiでのクロス環境構築については、一度終了とします。

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