*

Windows/EclipseでRaspberryPiのクロス環境を構築してみた

公開日: : RaspberryPi, 開発

どもです。
今回は、Windows/EclipseでRaspberry Piのクロス環境を構築したので、その手順を記載します。

0.はじめに
今回の作業環境は、下記に示す通りです。
発生環境
(HW)
CPU:Intel(R) Core(TM) i7-3770L 3.5GHz
メモリ:16.0(GB))

(SW)
OS:Windows7 Professional SP1 (64bit)
Eclipse:
Version:Oxygen.3a Release (4.7.3a)
Build id:20180405-1200

(RaspberryPi)
HW:Raspberry Pi 3 model B
OS:Stretch – [2018-04-18-raspbian-stretch]

Eclipseについては、Pleiadesから、Windows64bit版/Ultimateをダウンロードしています。

1.クロスコンパイラのダウンロード
クロスコンパイラについては、ココからダウンロードします。
ダウンロードしたいgccのバージョンに対応する[Toolchain download link]から、exeをダウンロードします。
次に、ダウンロードしたexeファイルを実行します。
すると、インストール画面が起動するので、①クロスコンパイラのインストール先の設定、②ライセンス条項への同意 ③インストールの実行を行います。

ToolchainRaspberryPi

インストール完了後、目的のクロスコンパイラは、「(インストール画面で指定したパス)\bin」の中に、各種クロスコンパイラが展開されています。

ToolchainRaspberryPi_install

2.プロジェクトの作成と設定
クロスコンパイラのインストールが完了したら、次はeclipseの設定です。
eclipseを起動して、メニュー[ファイル]-[新規]-[C++管理ビルド]を選択します。

ToolchainRaspberryPi_eclipseCppTemplate

すると、プロジェクトの設定画面が表示されます。ココでは、下記の設定をします。
プロジェクト名:テキトー
プロジェクト・タイプ:実行可能/Hello World C++ プロジェクト
ツールチェーン:Cross GCC

ToolchainRaspberryPi_eclipseCppProj

上記設定後、[次へ]をクリックします。
「基本設定」画面が表示されるので、ココはデフォルト設定のまま[次へ]をクリックします。
「構成の選択」画面が表示されるので、これまたデフォルト設定のまま[次へ]をクリックします。
「クロス GCC コマンド」画面が表示されます。
ココでは、下記の設定をします。
クロス・コンパイラー設定部:arm-linux-gnueabihf-
クロス・コンパイラー・パス:(クロスコンパイラのインストール(binフォルダ)のパスを設定)

ToolchainRaspberryPi_eclipseCppCrossCmd

コレで、プロジェクトの設定は完了です。

3.ビルドをしてみよう
プロジェクトの設定が完了したので、次にビルドを実行します。
…とは言っても、ビルドするだけです。
プロジェクト生成直後は、「Hello, world」のソースコードが生成されているので、コレをそのままビルドします。
※今回、すこし茶目っ気を出して、「Hello, Raspberry Pi3.」に変更しています。

ビルド結果は、下記のようになります。

ビルドした実行ファイルを確認すると、ARM向けの実行ファイルであることが確認できます。

ToolchainRaspberryPi_filecmd

4.Raspberry Piへの転送と実行
Raspberry Piへの転送は、cygwin/sftpを使用します。
具体的には、下記の手順を実行します。

ファイルの転送が完了した後に、sshでRaspberry Piにログインします。
sshでのログインが完了したら、ファイルを実行します。
実行結果は、下記のようになりました。

ToolchainRaspberryPi_execute

関連記事

raspberry-pi

RaspberryPi3を購入しました

どもです。 突然ですが、「Raspberry Pi3 model B」を購入しました。 今回のエ

記事を読む

no image

QtでRaspberryPi/GUI開発(3):ためしに時計を作ってみた(其の参)-StyleSheetの適用

どもです。 前回のエントリーでは、グループ化されたボタンに対するイベントハンドラについて書きました

記事を読む

toppers

C言語でEV3開発(24)-APIの実行時間を測定してみた。

どもです。 今回、以前から気になっていた、開発環境/プラットフォームであるTOPPERS HRP2

記事を読む

no image

C言語でEV3開発(14)-opOUTPUT_TIME_SPEEDコマンド

どもです。 今回のエントリーは、モーターを動かすコマンドである「opOUTPUT_TIME_SPE

記事を読む

raspberry-pi

QtでRaspberryPi/GUI開発(1):ためしに時計を作ってみた

どもです。 また更新の間隔が空いてしまいました。 久しぶりの更新です。 前回のエントリーで

記事を読む

eclipse_oxygen

苦肉の策でLinux/EclipseでRaspberryPiのクロス環境を構築してみた

どもです。 前回のエントリでは、仮想環境(VirtaulBox)を用いたRaspberryPi3の

記事を読む

toppers

C言語でEV3開発(18)-モードの遷移の設計-コマンド通信処理の準備

 どもです。  今回は、前回紹介したEv3とBluetoothで通信する機能を

記事を読む

MindStormControl_SprachScreen

EV3開発サポートツール(2)-C#のユーザーコントロール開発(2つ目)

どもです。 前回に引き続き、今回もC#/WPFでの独自UI(ユーザーコントロール)の作成についての

記事を読む

RasPi_Qt

QtでRaspberryPi/GUI開発(4):イベントハンドラの設定

どもです。 前回のエントリーで、「タッチスクリーンを買った」と書きました。 今回からは、このタッ

記事を読む

eclipse_oxygen

Eclipse/CrossCompile環境でプロジェクトをクリーンできない

どもです。 今回は、Eclipseでクロスコンパイル環境を作成した場合、を実行すると「指定されたフ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code class="" title="" data-url=""> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <pre class="" title="" data-url=""> <span class="" title="" data-url="">

raspberry-pi
QtでRaspberryPi/GUI開発(7):pigpioを使用したチャタリング対策の問題

どもです。 前回のエントリーで、pigpioを使用したチャタリング対

RasPi_Qt
QtでRaspberryPi/GUI開発(6):pigpioを使用したチャタリング対策

どもです。 前回のエントリーで、pigpioを使用したボタンを使用し

RasPi_Qt
QtでRaspberryPi/GUI開発(5):pigpioを使ってみた

どもです。 RaspberryPiを購入して、LEDも手に入れたので

RasPi_Qt
QtでRaspberryPi/GUI開発(4):イベントハンドラの設定

どもです。 前回のエントリーで、「タッチスクリーンを買った」と書きま

raspberry-pi
RaspberryPi3対応のタッチスクリーンを買いました

どもです。 ついに、念願のRaspberryPi3対応のタッチスクリ

→もっと見る

PAGE TOP ↑